【うわさ】Webデザイナーはきつい仕事?大手現役Webデザイナーが解説
Webデザイナーに興味があるけれど、残業が多くてきついイメージがあるけど実際どうなのかな?
と気になっている方向けに、
・元東証一部上場企業のインハウスWebデザイナー(6年)
・在宅勤務(リモートワーク)
・Webデザインオンラインスクールのメンター
・秘書技能検定1級、色彩検定1級を保持
・Webデザイナー新卒採用にも携わっていた
が、率直に「現役Webデザイナーから見て実際にきついのか?」という点でお話ししていきます。
目次
- Web制作会社勤務のWebデザイナーの場合、きついことが多い
- Webデザイナーにとって、きついと感じるポイント
- Webデザイナーの働き方によって、きつさは全然違う。
- Webデザイナーの働き方
- 現役インハウスWebデザイナーの私の場合、きつくはない。
- Webデザイナーに興味があるなら、まずは副業から目指してみる
- オンラインWebデザインスクールなら、テックアカデミーがおすすめ
- テックアカデミーでWebデザインを学ぶメリット
- まとめ
Web制作会社勤務のWebデザイナーの場合、きついことが多い
結論から言うと、Web制作会社勤務のWebデザイナーだと、きつい(残業が多い)です。
Web制作会社の場合、クライアントありきなお仕事であることと、フロー型の収益モデルのため複数のクライアント案件がある場合並行して進めていく必要があるため、その分残業が増えてしまう傾向があります。
Web制作会社の場合だと、最初はきついと感じる方も多いかもしれません。
Webデザイナーにとって、きついと感じるポイント
Webデザイナーがきついと感じるポイントは違いますが、よくあるきついポイントをまとめました。
きついポイント:納品日に追われている時
Web制作会社の場合、クライアントありきの仕事となるためクライアントと定めたWebサイト納品日は絶対守らなければなりません。そのため、納品日間近の数日はテスト作業や修正作業によって連日忙しくなりきつく感じるWebデザイナーが多いでしょう。
どの仕事においても締め切りは大変ですが、Webデザイナーの場合「Webサイトの表示崩れ」や「誤動作」などで納品日ギリギリまで修正対応が行われ大変です(汗)
きついポイント:クライアントの要望に答えなければいけない
Web制作会社の場合、クライアントでビジネスが成り立っています。
そのため、いくらデザイン的に良いとされない見た目で要望された場合にも、基本的には要望通りに仕上げなければいけません。
Webデザイナーとして信念を持ってデザインすることも大切ですが、ビジネスなので、クライアントの要望に答える柔軟さも大切です。また、クライアントによっては、何度もデザイン修正を依頼してくるケースもあるので精神的にきつい時があります。
何度もデザイン修正するのはきついですし、大変なので、事前に何回までデザイン修正はその料金に含まれているか契約書を交えて取り決めておくと良いですね。
Webデザイナーの働き方によって、きつさは全然違う。
一般的にWebデザイナーと聞くと「おしゃれ」「楽しそう」「クリエイティブでかっこいい」というイメージを持つ方が多い反面「残業が多そう」「給料が高くない」というイメージもある方もいらっしゃると思います。実際、Web業界全体として見ると残業が多いのは事実ですし、給料も30代で300万円台が平均というも事実です。
ただ、これはWeb業界全体で見た時のため、業界全部のWebデザイナーがそうという訳ではありません。
Webデザイナーの働き方として大きく2パターンあります。
「Web制作会社で働くパターン」と「インハウスWebデザイナーとして働くパターン」です。インハウスWebデザイナーの場合、Web制作会社のWebデザイナーと比べて残業が少なくワークライフバランスが整った環境で働くことが可能となる印象です。
実際には仕事とプライベートをバランスよく保ちながら働いているWebデザイナーもたくさんいますよ!
Webデザイナーの働き方
Webデザイナーの働き方として「Web制作会社で働くパターン」と「インハウスWebデザイナーとして働くパターン」があることをお伝えしましたが、もう少し詳しくそれぞれの働き方を見ていきましょう。
Web制作会社のWebデザイナー
Webデザイナーは基本的にWeb制作会社で勤め、クライアントの要望に沿った形でWebデザインをしていきます。そのため、クライアントが定めた締め切りも基本的に絶対ですし、残業も多い傾向にあります。基本的にWebデザイナーはWeb制作会社で勤める場合が多いため、業界の平均年収は制作会社で勤める人達の年収にあたります。
Web制作会社のWebデザイナーの主な仕事内容
- BtoC・BtoBのWebサイトデザイン
- Web広告バナー、LPデザイン
- ユーザインターフェースの設計・制作
- 打ち合わせ・電話、メール対応
Webデザイナーといっても、打ち合わせ・電話、メール対応などたくさんやることがあります。知り合いにWeb制作会社のWebデザイナーがいますが、とても大変そうですが実力はとても高い印象です。
メリット
- 案件毎で色んなデザインが要求されるため、デザインの引き出しができる
- 一通り案件をこなるようになれば、Webデザイナーとして独立しやすい
- リリースした時のインパクト(影響)が大きい
デメリット
- 分業されている場合が多く、コーディングができない場合がある
- 納品したら基本的に終わりなため、その後の様子までは見られない(メンテナンスを依頼されることはある)
- インハウスのWebデザイナーと比べて残業が多い
- クライアント業なので締め切りは基本的に絶対
忙しいけれど、その分Webデザイナーとしてのスキルもメキメキと上達し、フリーランスとして独立する方も多くいます。
インハウスWebデザイナー
インハウスWebデザイナーは、自社サービスを運営する企業で働きます。
自社サービスの売上最大化のためにWebサイトの改善を行なったり、不具合があった場合の保守も行います。Webデザイン以外にも、紙物(DTP)も作成しますし、自社サービスに関する幅広いデザインに携わります。
Web制作会社の場合、納品したら基本的に終わりですが、インハウスWebデザイナーの場合は自社サービスを育てていくイメージとなります。また、クライアントありきではないため比較的残業も少なく、ワークライフバランスが整っている印象です。
インハウスWebデザイナーの主な仕事内容
- プロダクトの導線設計・画面設計・プロトタイプ作成
- バナー作成
- ユーザーインタフェース(UI)改善
- 顧客体験の設計
- サービス改善
- ユーザビリティテスト実施・解析・改善提案
- Google analytics等を使った定量的データの解析
Web制作会社と違い、インハウスのWebデザイナーは基本的にメール・電話対応が少ないです。それはクライアントワークではないため基本的に自社サービスのディレクターとのやりとりが多いためです。
メリット
- Webデザイン・コーディングは一通りできるようになり、デザイン領域全体を鍛えられる
- サービスの成長を見られる
- 残業がWeb制作会社と比べて少ない=ワークライフバランスが整っている場合が多い
- 締め切りに融通が効きやすい
デメリット
- サービスの運用や改善がメインなため、新しいクリエイティブを生み出す機会は少ない
インハウスWebデザイナーの魅力は、Web制作会社と違い1つのWebサービスをデザインの力でグロース(成長)させていくことです!
現役インハウスWebデザイナーの私の場合、きつくはない。
あくまでも私の場合になるのですが、決して今のWebデザイナーの仕事はきつくはありません。
もちろん繁盛期もあるため、忙しい月もありますが基本的に毎月ほとんど残業はなく、フレックスタイム制の働き方のため多く働いた日の次の日は早めに終業したりと、柔軟に働いています。
私が働いている会社の場合ですが、有給も取りやすく、お子さんのいる方や家庭の事情がある方は時短勤務なども可能で、Webデザイナー以前に会社員として働きやすい環境の会社で勤務しています。
Webデザイナーに興味があるなら、まずは副業から目指してみる
Webデザイナーのつらいポイントをお伝えしましたが、Webデザイナー業界の全員がきつい・つらいと感じているわけではありません。私のように、ワークライフバランスを保ちながら充実した生活を送っているWebデザイナーも多くいます。
もし、この記事を見ているあなたが「今は会社勤務のWebデザイナーを目指すまで考えていないが、副業程度でWebデザインのお仕事を目指してみたいかも…💭」と興味を持ち始めたのなら、ぜひWebデザインについて学んでみることをおすすめします。
オンラインWebデザインスクールなら、テックアカデミーがおすすめ
Webデザインのお仕事(副業)を目指すなら、数多くあるWebデザインスクールの中でも、テックアカデミーを現役Webデザイナーである筆者はおすすめします。
テックアカデミーは、現役且つ選別(審査)されたWebデザイナーがマンツーマンであなたのWebデザイン学習をサポートしてくれます。自宅(オンライン)で受けられるので通学時間もなく、主婦の方や地方在住の方でも都内と変わらないWebデザインを学習することができます。
選別された「本物のWebデザイナー」がサポートしてくれるのが推せるポイントですね。
講師が全員、現役Webデザイナー。
テックアカデミーの講師は”選考を通過した現役Webデザイナー”のみのため、他のスクールよりもハイレベルで即戦力となるWebデザインの知見やスキルを得ることができます。そのため、就職や転職をする際に即戦力となり重宝されやすくなります。初学者の場合、本やインターネット上に書かれている情報からWebデザインを学ぼうとしますが、制作現場で求められる力とギャップが生じます。
テックアカデミーでWebデザインを学ぶメリット
- 受講目的をヒアリングされ、あなたの目標を設定しサポートしてくれる
- 現場で活躍できるフルスタック(Webデザイン・コーディング)なWebデザイナーを目指せる
- 週2回、現役Webデザイナーとマンツーマンでビデオチャットができあなたの悩みを解消できる
- 通過率10%という狭き門を通過した現役Webデザイナーがメンターだから、実務レベルの学びが得られる
下記の記事でオンラインスクールでWebデザインを学習するメリット・デメリットについても解説しているので参考にしてみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
一般的にはWebデザイナーは辛くて大変なイメージですが、全員がそういう訳ではありません。企業規模やインハウスWebデザイナーという働き方によっては、十分にワークライフバランスが保たれた状態で働くことが可能です。Webデザイナーに興味がある方は、まずはWebデザインについて学んでみることをおすすめします。