Webデザイナーは食えない?稼げない?2つの理由を現役Webデザイナーが解説

Webデザイナーは稼げないんでしょうか?
稼げないのならWebデザイナーを目指すの諦めようかなと思っています。

今回はこのような悩みを持つ方のために、

・元東証一部上場企業のインハウスWebデザイナー(6年)
・在宅勤務(リモートワーク)
・Webデザインオンラインスクールのメンター

・秘書技能検定1級、色彩検定1級を保持
・Webデザイナー新卒採用にも携わってい

が、今回は「Webデザイナーは稼げないのか?」について書きます。

目次

  1. Webデザイナーは、稼げます。
  2. そもそも稼げているという基準はなに?
  3. この記事の筆者はWebデザイナーとして稼げていないのか?
  4. なぜ多くのWebデザイナー稼げないと言われるのか
    1. 会社員の場合、勤めている企業規模が小さく体力(財務基盤)が低い
    2. フリーランスの場合、営業力やマーケティング力が低い
  5. どんな仕事でもみんなが稼げるわけではない
  6. 稼げるWebデザイナーになるにはどうすればいいのか
    1. 専門性を高める
  7. まとめ

Webデザイナーは、稼げます。

結論、Webデザイナーは稼げます。

Webデザイナーは、おしゃれで楽しそうなイメージを持たれる反面、残業が多くてキツそう、お給料が低くて稼げなさそうと言われる場合も多いです。では、実際にWebデザイナーは稼げないとイメージする人が多いのでしょうか?

そもそも稼げているという基準はなに?

「Webデザイナーは稼げない」という人の言う「稼げない」はどのくらいの年収をもってそういうのでしょうか?世の中の平均年収よりも低いという意味なのか、それとも1000万円以上の年収がないと稼げていないという意味なのでしょうか。

ここでは、あくまでも日本の平均年収を基準に稼げているかどうかを判断していきたいと思います。

Webデザイナーは稼げない?Webデザイナーの年収・時給・給料

求人ボックス給料ナビによると、Webデザイナーの仕事の平均年収は約449万円、月給で換算すると37万円程度です。
また、総務省統計局発表の家計調査によると、日本の平均年収は433万円でこの2つを比較するとWebデザイナーは日本の平均年収よりも高い傾向にあります。

もしも、Webデザイナーの稼げないという話を誰かにされて「やめておこう」と思った方がいるのであれば、それは気が早いです。ここからは、この記事の筆者である私がお給料事情についてお話をしたいと思います。

Webデザイナーは日本の平均年収よりも高い傾向にあります!つまり「稼げている」と言えるのではないでしょうか?

この記事の筆者はWebデザイナーとして稼げていないのか?

ここではこの記事の筆者である私の情報をまとめてお伝えします、まず私のプロフィールです。

  • 地方在住の27歳
  • 東証一部上場企業のインハウスWebデザイナー6年目
  • 正社員で役職なし
  • 在宅勤務(リモートワーク)
  • フレックスタイム制

そんなWebデザイナーである私の年収は520万円程度です。
上記で解説した日本の平均年収よりも高いですよね。

あくまでも一例ですが、現役Webデザイナーである筆者の年収は520万円です。

なぜ多くのWebデザイナーは稼げないと言われるのか

なぜ多くのWebデザイナーは稼げないと言われる理由は下記のパターンで分けられます。

  1. 会社員の場合、勤めている企業規模が小さく体力(財務基盤)が低い
  2. フリーランスの場合、営業力やマーケティング力が低い

会社員の場合、勤めている企業規模が小さく体力(財務基盤)が低い

勤める企業の規模が小さい(スタートアップや従業員が数十人程度)の場合、一人に対する人件費コストを考えるとお給料を多く払うことは考えにくいです。なるべく低コストでWebデザイナーの人材を採用し、言い方が悪いですが低コストで使い回す…ということも全然ある世界です。

フリーランスの場合、営業力やマーケティング力が低い

フリーランスの場合は、その人の営業力やマーケティング力で稼げる金額が大幅に違ってきます。認知をされなければお仕事が入るということのありません。

ですから、この部分が弱いと、周りのフリーランスWebデザイナーに案件を取られてしまいなかなか稼ぐまでには至らないでしょう。

フリーランスWebデザイナーの集客方法としてはいろいろありますが例えば「ココナラ」「クラウドワークス」「レバテック」などのプラットフォームを利用することで今よりも潜在層に広く認知してもらえるでしょう。

どんな仕事でもみんなが稼げるわけではない

上記でWebデザイナーは稼げるのか?について解説してきました。
ただ、ここでお伝えしたいことは「どんな仕事でもみんなが稼げるわけではない」ということです。Webデザイナーという仕事だから稼げないというわけではなく、結局はその人の努力量ややる気度で、その業界の平均年収よりも大幅に稼げるようになるということもできます。

お金を稼ぐには、活性化している市場である必要があります。ですから、激戦区なら自分には稼げないという思考になるのではなく、どうすれば差別化して自分でも稼げるかを考える必要があります。

日本の平均年収よりもWebデザイナーは高いですが、結局はその人の努力量ややる気度で稼げる金額は大きく違います。

稼げるWebデザイナーになるにはどうすればいいのか

専門性を高める

Webデザイナーは、Webサイトを作り上げるのがお仕事ですが、それは全Webデザイナーができるお仕事な訳です。そうなると、どのWebデザイナーに依頼してもWebサイトを作れるわけで、クライアントはできるだけ単価の安い人に依頼します。

そうなった時に、Webデザイナーとして専門性を高めることで単価が高くなります。例えば下記のデザインスキルを高めていくとたくさんのクライアントから引く手数多になる可能性が高くなります。

  • UI・UX
  • マーケティング
  • アクセシビリティ
  • ビジュアルデザイン
  • コミュニケーションデザイン
  • データ分析(アナリティクスやサーチコンソール)

集客力を強くする

上記の専門性を高めるだけでなく、フリーランスで戦っていく場合は集客力は必須でしょう。例えばYoutubeやSNSで自分のスキルや人柄をアピールし、そこから仕事に繋げるなどのやり方もあります。

どうやったら「ホームページが欲しいと思っている人にアプローチできるか」を考えてみましょう。Webマーケティングの勉強をしてみるのもおすすめです。

Webデザイナーは、Webサイトを作ることは当たり前であり、それにプラスした専門性を高めていくことで稼げる金額は大きく変わっていきます。

まとめ

今回は「Webデザイナーは稼げるのか?」について解説をしました。
上記で解説した通り、Webデザイナーは稼げるお仕事です。Webデザイナーに興味がある方は、下記の記事でWebデザイナーに最短でなる方法を解説しているので参考にしてみてくださいね。

おふくさん

上場企業のインハウスWebデザイナーとして4年以上勤務。『Webデザイナーを目指す人』や『デザインの興味がある人』向けにデザイン情報やノウハウをシェアしています。

シェアする