Webデザイナーで年収1000万円を目指す3つの方法!大手現役Webデザイナーが解説

Webデザイナーで年収1000万円達成は可能?

Webデザイナーで年収1000万円以上を達成することは可能ですか?

と気になっている方向けに、

・元東証一部上場企業のインハウスWebデザイナー(6年)
・在宅勤務(リモートワーク)
・Webデザインオンラインスクールのメンター

・秘書技能検定1級、色彩検定1級を保持
・Webデザイナー新卒採用にも携わってい

「Webデザイナーで年収1000万達成は可能か」について解説したいと思います。

目次

  1. Webデザイナーとして年収1000万円は達成可能
  2. 会社員での働き方だけでWebデザイナー年収1000万円は、ほぼ不可能
  3. Webデザイナーの年収実情
    1. Webデザイナーの平均年収
    2. 筆者(一部上場企業現役Webデザイナー)の年収
  4. 年収1000万円を超えている人のWebデザイナーの働き方
    1. フリーランス
    2. 本業+副業
  5. 未経験からWebデザイナーになって年収1000万円を達成する方法
    1. 未経験ならまずWebデザインの勉強をする
    2. Webデザインの勉強をしつつ、マーケティング能力や、ブランディングについても勉強する
    3. 会社員WebデザイナーからフリーランスWebデザイナーになって年収1000万円を目指す
  6. まとめ

Webデザイナーとして年収1000万円は達成可能

Webデザイナーという働き方は、フロー型のビジネスでありWebサイトを作成し納品するまでがお仕事となります。フリーランスの働き方の場合「Webサイトの作成量✖️単価」でWebデザイナーとしての年収が決まります。

ですから、Webサイトを作成したら作成した分だけもらえるお金は増えていくのでWebサイト作成の単価によっては年収が1000万円超えることはできます。

要点
  • フリーランスのWebデザイナーなら年収1000万円は達成できる

Webデザイナーは年収が低いイメージがあると思いますが、そんな人ばっかりではありません!

会社員での働き方だけでWebデザイナー年収1000万円は、ほぼ不可能

一部上場IT企業で現役Webデザイナーをしている筆者から言わせていただくと「会社員としてだけでWebデザイナー年収1000万円はほぼ不可能」と考えています。

これは、あくまでもWebデザイナーという働き方一本で仕事をしている人に限ります。
例えば、元々Webデザイナーという肩書きだったが昇進して、副部長、部長クラスになり部下をマネジメントしたり、事業部の成長を促進していく立場になっている場合は年収はWebデザイナーよりも遥かに裏回ることでしょう。

また、大手企業の役員階級CDO(Chief Design Officer・デザイン最高責任者)などになれば、年収1000万円は軽々と超えてくるでしょう。ただし、それ相応のキャリア(大企業)や、スキルが必須となります。

要点
  • 会社員のWebデザイナーで年収1000万円達成はほぼ不可能
  • Webデザイナーからマネジメントラインとして昇進していく場合は達成できる可能性がある

Webデザイナーとして会社員をしているだけでは、年収1000万円はほぼ不可能だと筆者(一部上場IT企業現役Webデザイナー)は思います!

Webデザイナーの年収実情

Webデザイナーの平均年収

そもそもの話ですが、Webデザイナーの平均年収は、DODA の情報によると363万円 (※2020年12月時点)となっていました。全職種平均の409万円よりも46万円低く「Webデザイナーの年収は低い」という印象を持たれてもおかしくありません。

筆者(一部上場企業現役Webデザイナー)の年収

一部上場企業で現役Webデザイナーをしている筆者(大卒・27歳)の会社年収は520万円程度です。
ちなみに年代別の平均年収は「20代」が341万円となっているため、それよりも多くもらっていることが分かります。

私の上司のWebデザイナー(30代・部下Webデザイナー達のマネジメント)ですら、年収600万〜650万円ですから、どれだけWebデザイナーという職業だけで年収1000万円超えるのが難しいかが分かります。

要点
  • Webデザイナーの平均年収は363万円(2020年12月時点)
  • 大手企業に勤めるWebデザイナーでも年収1000万円を超えるのは難しい

会社員Webデザイナーという働き方だけでは年収1000万円越えは難しいです!

年収1000万円を超えている人のWebデザイナーの働き方

フリーランス

上記で会社員のWebデザイナーで年収1000万円を達成することは、なかなか難しいということをお伝えしました。年収1000万円を目指す場合、フリーランスという働き方だと可能性を帯びてきます。

会社員の場合、お給料が会社内の給与制度によって定められているため、昇給するのさえなかなか難しいのが現実です。しかも、いくら大手企業のWebデザイナーだとしても年収1000万円近くくれる企業は日本(外資系ならあるかも?)にはほとんどありません。

フリーランスであれば、自分で案件単価を決められますし、一人で案件を捌ける量にもよりますが稼げる金額は会社員と比べて青天井でしょう。ただし、自分のブランディングやマーケティングは必須と言えるでしょう。

または、Webデザインスキルを活かしてSNSやyoutubeで発信をすることで収益化を行なえば、それもWebデザイナーとして収益を得ることも可能になってきます。

要点
  • 年収1000万円を超えるWebデザイナーを目指すならフリーランスとして自分のスキルを売っていく必要がある
  • Webデザインスキルを活かしてSNSやYoutubeを活用すれば、ストック型ビジネスも成長させられる

自分の能力の見せ方・PRの仕方によっては年収は青天井でしょう。

本業+副業

本業としてWebデザイナー会社員をしつつ、副業でWebデザイン案件をこなし、実績をつけ案件の単価を上げていくことで年収1000万円を達成することも可能になってきます。

「個人で仕事を請け負った方が売上は大きいけれど、会社員の安定を捨ててフリーランスとして独立するのは怖い…。」という方にとっては、本業+副業という道は「安定」と「大きな収益」を得られる可能性が秘められている働き方と言えるでしょう。

ただし、Webデザイナーとしてのスキルアップ(Webデザインだけでなく、フロントに近いプログラミング言語の習得やマーケティング力等)も継続していかなければ年収1000万円を目指すことは難しいでしょう。

要点
  • 本業+副業であれば、いいとこ取りでWebデザイナー年収1000万円を達成可能になる

安定が捨てがたいという方は、本業にプラスして副業で稼ぎを増やすのもありですね。

未経験からWebデザイナーになって年収1000万円を達成する方法

未経験ならまずWebデザインの勉強をする

未経験からWebデザイナーを目指しているという方は、まずWebデザインを勉強することからです。Webデザイナーとして稼げるかは、Webデザインに関するスキルは必須であり、それがなければWebデザイナーとしてやっていくのは難しいです。どんなことにも言えることですが、まずは基礎力を身につけて、それから上を目指していくと良いでしょう。

未経験からWebデザイナーを目指す方法については、下記の記事で解説しているので参考にしてみてくだい。

要点
  • Webデザイン未経験から年収1000万円を目指すなら、Webデザインの基本を学習しそこから実績を作っていく。

Webデザイナーとして年収1000万円を達成したいとしても、まずはWebデザインスキルを身につけることから始まります。

Webデザインの勉強をしつつ、マーケティング能力や、ブランディングについても勉強する

正直なところ、Webデザインは勉強すれば誰でもなれます。
ということは、それだけではWebデザイナー業界での差別化が難しいということです。となると、当たり前のWebデザインスキルだけでなく、色々な知識やスキルを身につけることで他の人たちと差別化を図ることができます。

おすすめなのは、マーケティング力やブランディング力を鍛えていくと必ず役に立っていくと思います。これはWebデザイナーという職業に限らず、お金を稼いでいくために必要なスキルです。

要点
  • Webデザインは誰でも勉強すれば習得することができるため他のWebデザイナーとは違うものを身につけていく必要がある(差別化)

Webデザイナー業界は競争が激しい業界なので、しっかりと差別化戦略をしていくことが大切です。

会社員WebデザイナーからフリーランスWebデザイナーになって年収1000万円を目指す

本業ですでにWebデザイナーをしているのであれば、Webデザインの学習は不要であり違うスキルが必要になっていきます。

Webサイト作成の案件を見つけ、クライアントへ提案し自分を選んでもらう必要があります。そのためには自分のスキルを魅力的に見せる必要があります。なぜなら、Webデザイナーは世の中にごまんといるからです。いくら会社員としてWebデザイナーとしてのスキルが社内で認められたとしていても、世の中からするとそれを理解することは難しいです。

ですから、自分のWebデザインスキルをどんな人が見てもどれくらいすごくて、どんなWebサイトを作成することができるのかを簡潔に伝え魅力的に思ってもらう必要があります。こういったプレゼン能力もフリーランスWebデザイナーとして必須なスキルと言えるでしょう。

要点
  • 会社員Webデザイナーからフリーランスになって年収1000万円を目指すなら、プレゼン能力も必須である

まとめ

要点
  • Webデザイナーとして年収1000万円を目指すことは可能である
  • 会社員Webデザイナーで年収1000万円を達成することは難しい
  • 本業+副業をするか、フリーランスWebデザイナーになって年収1000万円を目指す

今回は、Webデザイナーで年収1000万達成は可能かについて解説しました。

会社員のWebデザイナーという働き方だけで、年収1000万円を達成するのは難しいというのが筆者の考えです。ですから、フリーランスという働き方や、本業+副業という形で仕事をしていくと年収1000万円に近づけていくことでしょう。

おふくさん

上場企業のインハウスWebデザイナーとして4年以上勤務。『Webデザイナーを目指す人』や『デザインの興味がある人』向けにデザイン情報やノウハウをシェアしています。

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