ホワイト企業の見分け方を大手ホワイトIT企業勤務のWebデザイナーが解説
ホワイト企業で勤めたいのですが見分け方ってありますか?
と気になっている方向けに、
・元東証一部上場企業のインハウスWebデザイナー(6年)
・在宅勤務(リモートワーク)
・Webデザインオンラインスクールのメンター
・秘書技能検定1級、色彩検定1級を保持
・Webデザイナー新卒採用にも携わっていた
「ホワイト企業の見分け方」について解説したいと思います。
目次
そもそも入社前にホワイト企業かを見分けるのは難しい
そもそも、入社前にホワイト企業であるか見分けるのは難しいと個人的には思っています。
確かにインターネット上で調べるとホワイト企業ランキングなるものが存在していますが、それは会社全体で見たランキングなので、いざそのホワイト企業ランキングにある会社に入ったからと言って、あなたが配属された部署がホワイトであるかは別問題でしょう。
例えば、部署毎に忙しい具合は違うでしょうし、人間関係も全然違うことになります。ただし、入社前にホワイト企業であるかはある程度把握していたいのは当たり前なので、今回は入社前にホワイト企業であるかを確認の仕方についてまとめています。
ホワイト企業の定義
そもそもホワイト企業の定義とはなんでしょうか。残業が少ないことだけでホワイト企業と言えるのか、パワハラがないことがホワイト企業なのか。人によってホワイト企業の定義が違うと思うため私なりのホワイト企業の定義を簡単にまとめました。
離職率の低さ
企業の体制に満足していたり、今している仕事に対して満足している場合離職率が低くなるでしょう。
福利厚生の充実度
その会社独自の福利厚生が充実しているということは、企業は人材を大切にしていると言えます。
残業が少ない
ホワイト企業は基本的に残業が少なく、残業があったとしても一般的な残業時間である20時間以内でしょう。
有給休暇の取得率が高い
ブラック企業では、有給消化がしにくい風潮があると言われていますがホワイト企業では休みたい時に当たり前のように有給を使うことができます。
性別に囚われない働きやすさ
ブラック企業だと、性別や国籍、セクシャリティなど差別的な扱いをする企業がいまだにあるでしょう。それに反してホワイト企業は、あくまでもその人が仕事ができるかで判断されます。
入社前にできるホワイト企業の見分け方
ネット情報から見分ける
- 求人が頻繁に出ていないか
- 人の入れ替えが激しいと予測できます。ホワイト企業の場合離職率が低いので、その分人の入れ替わりが少ないです。1人が退職した場合、補填として1人入れるという形が多いので、ホワイト企業の場合頻繁に求人はないと思われます。
- くるみんマークの有無
- あくまでも参考程度にはなるのですが、国が子育てサポート企業であるかを証明するのがくるみんマークになります。子育てをされている、または予定がある方は1つのポイントとして確認するのが良いでしょう。
- 会社名でクチコミを調べる
- 前置きとして、個人的にはネットにあるクチコミは間に受けない方が良いと思っています。退職後に個人的な鬱憤・愚痴を書いている人もいます。いろいろな背景もあるのと、真実かは定かではないので、あくまでも参考程度に留めると良いと思います。
新卒の就職活動でホワイト企業かを見分けるならOB・OG訪問をする
なぜなら、出身学校の後輩となると本音で話してくれやすい傾向があるためです。ただし、いきなり根掘り葉掘り企業について聞くのではなく、最初はアイスブレイクという形で、母校の話や共通点を見つけ打ち解けた状態で話すと良いでしょう。
聞き出す情報としては「離職率」「平均残業時間」「有給休暇の取りやすさ」「年功序列かどうか」「会社の雰囲気」などが挙げられます。
できれば、その企業の複数のOB・OGに話が聞けると信憑性の高い情報が得られます。
SNSを通じて繋がる
企業の問い合わせから面談をしてみるのもありなのですが、人事に釘を刺されてあまり本音で話してくれる可能性は低いかなと個人的には思います。
それよりも、SNSで繋がりDMで相談するのも手ではないかと思っています。そもそもSNSで会社名を晒している人が少ないと思うのですが、わざわざ会社名を出してツイートしている人は、その会社は結構ホワイトなのではないかと思っています。
なぜなら、私も就活時代に第一希望であった会社の人をSNSで探し、会社名を公にしている人たちのツイートを見まくっていました(笑) 会社にいる人たちの人となりが分かった状態で入社したので会社の雰囲気のミスマッチはなく、今では新卒から6年も会社に在籍しています。
まとめ
今回は「ホワイト企業の見分け方」について解説しました。
上記でも書きましたが、ホワイト企業であると名乗っている会社が本当にホワイトであるかは入社してみないと分かりません。人によってホワイト企業と感じるポイントが違うため、上記を参考にリサーチしてみることをお勧めします。