Webデザイナーの年収は低い?上場企業で勤める現役Webデザイナーの年収・給料を大公開!

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Webデザイナーに興味があるけど、年収が低いって本当なの…?

今回はこのような悩みを持つ方のために、

・元東証一部上場企業のインハウスWebデザイナー(6年)
・在宅勤務(リモートワーク)
・Webデザインオンラインスクールのメンター

・秘書技能検定1級、色彩検定1級を保持
・Webデザイナー新卒採用にも携わってい

が、今回は「上場企業Webデザイナーの年収・給料」について書きます。

Webデザイナーの年収は低い?

DODA の情報によるとWebデザイナーの年収は平均年収は363万円 (※2020年12月時点)となっていました。
全職種平均の409万円よりも46万円低く「Webデザイナーの年収は低い」という印象を持たれてもおかしくありません。

Webデザイナーの年収分布
Webデザイナーの年収分布:引用doda

上図は、Webデザイナーの年収分布です。
「300〜400万円未満」が41.1% でピークとなり、それ以上の年収「400〜500万円未満」の場合だと20.7%と一気に半分以下にまで下がります。その理由として、Webデザイナーという職業が他の職種と比べて新しい職業であるからと考えられます。実際に私が働いている職場でもWebデザイナーは20〜30代しかおらず、40代のWebデザイナーはおりません。ですから、Webデザイナーの平均年収は若い年代の平均年収が反映されていると考えられます。

もしも、Webデザイナーの平均年収を見て「年収低い…やめておこう」と思った方がいるのであれば、それは早計です。これはただの平均なだけであって、Webデザイナーが全員363万円が年収ということではありません。

Webデザイナー全体で見ると年収300〜400万円未満が多いですが、あくまでも平均です。

Webデザイナーの年収は企業規模や働き方で大きく違う

いきなりですが、現役Webデザイナーである私の年収はというと27歳新卒5年目に突入し500万円〜程度です。月収で言うと月39万円程度+賞与2回というイメージですね。
最初に申し上げた通り、私は上場企業で現役でインハウスのWebデザイナーとして働いています。そのため、Web制作会社とは違う働き方で、クライアントの依頼はなく自社サービス・サイトの保守運用やサービスの改善がメインの仕事ととなります。お伝えしたいのは、Webデザイナーという職業でも、全職種平均の年収よりも十分にお金を稼ぐことができるということです。

会社によってはWebデザイナーでも20代で年収500万円以上もありえるんですね!

その通りです!もちろん、その分Webデザインスキルも高い水準で求められます。

年収を高くするならフルスタックなWebデザイナーを目指す

Webデザイナーという職業は、会社の規模やルールによって業務内容が違ってきます。
Webデザインからコーディングまで一通り行うWebデザイナーもいれば、Webデザインだけを専門としコーディングはコーダーにお任せするパターンもあります。ぜひお伝えしたいのが、まずはWebデザインからコーディングまで卒なく一通り完遂できるフルスタックWebデザイナーを目指しましょう。

フルスタック(Webデザイン&コーディングもしっかり行える)な人材は企業やWebデザイナー市場においても重宝されます。その上で、自分が興味あるデザイン領域を極めていくことでよりハイグレードなWebデザイナー(UI・UX・ビジュアルデザイン・エンジニアリング領域など)を目指すことが可能となります。

未経験・知識なしの方は、まずWebデザインの基本をしっかり抑えましょう!基本あっての応用です。

年収が高い大企業に就職する

「そりゃあ大企業ならお給料もいいし、入れるもんなら入っているよ!」と思うと思いますが、誰にでもチャンスはあるということをお伝えしたいです。上記でお伝えした通り、フルスタック(Webデザイン&コーディングもしっかり行える)な人材は企業やWebデザイナー市場においても重宝されます。

そのため、Webデザイン未経験の方でWebデザイナーを目指す場合は、Webデザインとコーディングスキルの基本をしっかり抑えましょう。基本がしっかりしていれば、応用にも繋がりますし応用レベル(例えば、高度なコーディングスキル)がこなせれば、どの企業から引く手数多なWebデザイナーになることができます。

フルスタック(Webデザイン&コーディングもしっかり行える)なWebデザイナーを目指したいです!

「Webデザイン未経験から、ちゃんと勉強できるか不安…」という方もいらっしゃると思います。ですが、どの職業においても誰もが最初は未経験です。特にWebデザイナーという職業は今の時代に適した職業ですし、ネット上にたくさんの勉強方法が載っていますし必須の資格もありません。誰にでも、平等に、門戸が開かれています。しっかりとWebデザインとコーディングを学習し、最低限の実績を作れば、あとはやる気次第で大企業に就職するのはそう難しくないと考えます。

もし「Webデザイン未経験・知識なし」の方でWebデザイナーになる方法が気になる方は、この記事がおすすめです👇

まとめ

いかがだったでしょうか。
Webデザイナーの平均年収は確かに低いですが、企業規模によって大きく違います。ですから、平均年収だけをみてWebデザイナーへの興味を薄めてしまうのは勿体ないことです。最初から本腰入れて取り組む必要はなく、少しでもWebデザインに興味があるのならぜひ、調べたり勉強してみましょう。

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おふくさん

上場企業のインハウスWebデザイナーとして4年以上勤務。『Webデザイナーを目指す人』や『デザインの興味がある人』向けにデザイン情報やノウハウをシェアしています。

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