異業種から独学でWebデザイナー転職を目指すのは大変?現役Webデザイナーが解説
異業種から独学でWebデザイナーを目指したいと考えているけど、できるのかな?
と気になっている方向けに、
・元東証一部上場企業のインハウスWebデザイナー(6年)
・在宅勤務(リモートワーク)
・Webデザインオンラインスクールのメンター
・秘書技能検定1級、色彩検定1級を保持
・Webデザイナー新卒採用にも携わっていた
が「異業種から独学でWebデザイナー転職を目指すのは大変か」について解説していきます。
目次
- 異業種から「独学」でWebデザイナーを目指すのは不可能ではない
- 異業種から独学でWebデザイナーを目指す方法
- Webデザイナーを目指すために準備するもの
- デザインに関する本を数冊は読む
- デザインツールを学習する
- HTML・CSSを学習する
- オリジナルサイトを作成する
- ポートフォリオサイトを公開する
- 難しく感じるなら、Webデザイナースクールも検討する
- おすすめポイント
- 不安なポイント
- テックアカデミーは転職をサポートしてくれるサービスが受講生なら無料
- 教えてくれるのは通過率10%という狭き門を通過した現役Webデザイナーのみ
- Webデザイナーになるための転職活動を始める
- まとめ
異業種から「独学」でWebデザイナーを目指すのは不可能ではない
現役Webデザイナーからすると、異業種から「独学」でWebデザイナーを目指すのは大変だと思います。
というのも、異業種からのWebデザイナーを目指す方というのは、社会経験のある方の転職だからです。つまり中途採用扱いになりますから、即戦力の現場で使えるスキルを要求されます。もちろん未経験歓迎という企業もありますが、Webデザイナーは専門職ですから、現場で使えるWebデザインスキルが「独学」で身につくかというと、なかなか難しいのです。
ただ、中には異業種から独学でWebデザイナーになる方もいらっしゃいます。まずは、独学でWebデザインを学習してみたいという方のために、異業種から「独学」でWebデザイナーとして転職する方法をまとめましたので、参考にしてください。
異業種から独学でWebデザイナーを目指す方法
Webデザイナーを目指す場合、準備するもの、下記に関する知識を最低限身につける必要があります。それぞれ詳しく説明をしていきます。
- Webデザイナーを目指すために準備するもの
- デザインの基礎知識
- デザインツール(Photoshop・Illustrator)
- HTML / CSS
- JavaScript / jQuery
- 実際にWebサイトをインターネット上で公開する
Webデザイナーを目指すために準備するもの
Webデザイナーを目指す方はまず、Webデザインの仕事に対応できるスペックのパソコンを用意しましょう。Webデザイナーは普通のビジネスでは使わないようなデザインツールを使用するため、ある程度のスペックを必要とします。
例えばメモリは、16GBを推奨します。これは、デザインツールを立ち上げると通常のビジネス系ツールの作業とは違いパソコンの処理が大変になるため、それに耐えられるためにするためです。Webデザイナーは基本的にappleのmacを使用するので、特にこだわりがないという方はmacを選びましょう。
macにしておくことで、Webデザインの仕事をする際に他のWebデザイナーから便利なツールや操作方法を教えてもらえたりしやすくなります。
パソコンのメモリは最低16GB、こだわりがなければMacにしておきましょう!
デザインに関する本を数冊は読む
異業種から「独学」でWebデザイナーとして転職を考えている方の場合、デザインの勉強をしたことがないと思うため、まずは書籍からデザインの基本原理原則を習得するようにしましょう。
何も読まずに以下の手順に進んでも、綺麗に設計されたデザインはできません。つまり、Webデザイナーとして転職する際に、Webデザインのスキルが低いとみなされて採用される確率がぐっと下がります。ですから、しっかり頭の中にデザインの基本原理原則を詰め込むようにしましょう。それからでもデザインツールを習得するのは遅くありません。
デザインの書籍を選ぶコツは、自分のレベルにあったデザイン書籍を選ぶことが大切です。現役Webデザイナーが推奨する初心者向けの書籍もありますが、現役の人が選んでいるため多少小難しく感じてしまう場合があります。ですから、自分で「これなら読み進めやすそう」と思える書籍を選ぶことが重要です。
ただ、まずはおすすめを知りたいという方は、筆者(現役Webデザイナー)がおすすめするデザイン書籍をまとめているので、下記の記事を参考にしてください。
デザインツールを学習する
パソコンの用意ができたら、早速Webdデザイナーが利用するデザインツールを用意しましょう。基本的にWebデザイナーのほとんどは、AdobeのIllustrator(イラストレータ)と、Photoshop(フォトショップ)を扱えます。これさえあれば、どこの企業に行ったとしても仕事における作業は行えます。ですから、異業種から「独学」でWebデザイナーを目指す方は最低限Adobeのデザインツールを用意してください。
下記のサービスを利用すれば、1年間Adobeソフトの利用ができるライセンスと、60時間分のAdobeソフト基礎講座を受講することができます。独学の方は、デザインツールの習得にも苦戦しがちなので、これらを活用すると良いでしょう。
Adobeのデザインツールについてより詳しく知りたいという方は、下記の記事を参考にしてください。
HTML・CSSを学習する
Webデザイナーというのは、WebデザインとHTMLやCSSなどを使ってコーディング(Webデザインをブラウザ上で見える形にするためにソースコードを記述すること)作業を行います。
Webデザイナーを目指す場合には、上記のデザインツールを習得しつつ、HTML・CSSといった言語も理解し扱えるようになることが必要です。
HTMLやCSSについて全然知らない!という方は、下記の記事で説明しているので参考にしてみてくださいね。
jQueryを学習する
上記のデザインツールとHTML・CSSを習得したら、jQueryも学習することをお勧めします。
jQueryというのはJavaScriptのためのライブラリのことで、簡単に言うと短いコードを書くだけでWebサイトにリッチな動きをつけることができます。
例えば、「クリックすると画像が入れ替わるスライドショー」だったり「カーソルを合わせることで色が変わるメニュー」などの多くがjQueryによって実装されています。
インタラクティブなWebサイトや、開閉機能をつけることでコンテンツを表示・非表示させたいときに活用できますので、作成するデザインに合わせて適宜使用していきましょう。
オリジナルサイトを作成する
上記のデザインツールとHTML・CSSが多少扱えるようになってきたら、実際にあなたのオリジナルサイトを作成してみましょう。架空でも良いのでクライアント(お客さん)にWebサイト作成を依頼されたイメージで、お店のサイトを作成するのも良いでしょう。これらのオリジナルサイトを最低でも3サイト、できれば5サイト以上作成すると良いでしょう。
なぜ、5サイト以上オリジナルサイトを作成する必要があるのかというと、理由は2つあります。
1つ目は、オリジナルサイト作成を通じてWeb制作のスキルが身に付いていくこと。2つ目は、Webデザイナーとして転職活動の際に、あなたの現時点でのWebデザインスキルをアピールできるためです。1サイトだけよりも、5サイトある方がどんなサイトが作れるのか、どれくらいのレベルなのかが採用する側からすると判断しやすくなるためです。
Webデザイナーとして転職を目指すなら、5サイト以上は作成してみましょう!
ポートフォリオサイトを作成・公開する
あなたが作成したオリジナルサイト達をポートフォリオサイトとしてまとめましょう。ポートフォリオとは「作品集」です。これを企業が見て、あなたを採用するかを見定めますのでしっかりとしたポートフォリオを作成する必要があります。
ポートフォリオサイトをインターネット上に公開するにはレンタルサーバーが必要となります。下記の記事にレンタルサーバーの契約方法をまとめているので参考にしてみてください。
難しく感じるのであれば、Webデザイナースクールも検討する
上記の独学でWebデザインを学習する方法を見て「全然分からないよ!」という方はWebデザインスクールで学習するのをおすすめします。独学の場合、正しい学習方法なのかも分からないため不安になることも多いです。Webデザインスクールの中でも、テックアカデミーなら現役Webデザイナーから直々にWebデザインについて教わることができます。
おすすめポイント
- オンラインだからこそ、低コスト。
- リモートワークに慣れることができる
- 未経験でもプロWebデザイナーを目指すことのできるカリキュラム
- 毎週2回、現役Webデザイナーのメンターがマンツーマンで相談できる
- チャットなら、24時間質問が可能
もしかすると、以下のようなことが気になるかもしれません。
不安なポイント
- テックアカデミーで本当にWebデザイナーを目指せるの?
- 現役Webデザイナーは本当にちゃんと教えてくれるの?
大丈夫です、テックアカデミーなら上記の不安は全て解決します。
テックアカデミーは転職をサポートしてくれるサービスが受講生なら無料
テックアカデミーには受講者限定の転職支援サービス「テックアカデミーキャリア」というものがあります。これは、Webデザイナーとして就職・転職を希望している受講生に対して支援してくれるサービスです。
テックアカデミーで身につけたWebデザインのスキルを、すぐに活かせる環境に就職・転職が可能となります。就職・転職したいと考えていても、行動に移せなかったり具体的にどうやってやっていけばいいのか分からない方も多いと思います。
そんな方のために、テックアカデミー受講生をサポートしてくれるコンサルタントがいます。そのため、就職・転職に関する相談があればコンサルタントに伝えることでサポートを受けられます。
テックアカデミー受講者限定の転職支援サービスを利用すれば、コンサルタントがあなたの就職・転職をサポートしてくれます!
教えてくれるのは通過率10%という狭き門を通過した現役Webデザイナーのみ
テックアカデミーの講師は“選考を通過した現役Webデザイナーのみ”のため、他のスクールよりもハイレベルで即戦力となるWebデザインの知見やスキルを得ることができます。
現役Webデザイナーのみがメンターとしてサポートしてくれるため、転職についても相談することができます。今後Webデザイナーとしてどんな働き方をしたいのか、実際のWebデザイナーの現場はどんな感じなのか、どうやって企業を選べばいいか、面接の際に気をつけるべきことなどをテックアカデミーなら、現役Webデザイナーに直々に相談することができます。
現役Webデザイナーへ直々に転職や現場の話を聞けるのは、独学にはない魅力ですね!
テックアカデミーでWebデザインを学ぶメリット
- 通過率10%という狭き門を通過した現役Webデザイナーがメンターだから、実務レベルの学びが得られる
- 受講目的をヒアリングされ、あなたの目標を設定しサポートしてくれる
- 現場で活躍できるフルスタック(Webデザイン・コーディング)なWebデザイナーを目指せる
- 週2回、現役Webデザイナーとマンツーマンでビデオチャットができあなたの悩みを解消できる
- 就活・転職・副業をサポートしてくれるサービスを受講生なら無料で受けられる
Webデザイナーになるための転職活動を始める
ポートフォリオサイトが形になってきたら、いよいよ転職活動を始めていきましょう。
応募する企業を探す際は、福利厚生や待遇を確認することもとても大事ですが、何よりもあなたがどんなWebデザインを極めていきたいかが重要だと思います。
Web制作会社によって得意とするWebデザインが違っているので、あなたが興味を持っているWebデザインの分野を事前に調べておくと良いでしょう。また、未経験からの転職の場合についての志望動機の書き方については、下記の記事にまとめているので参考にしてみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
異業種から「独学」でWebデザイナーを目指すのはなかなか大変ですが、不可能ではないのでまずは独学からWebデザインを学習してみるのも良いと思います。独学をしてみて自分一人では難しそうとなったらWebデザインスクールを検討してみるのも良いでしょう。