【プロが教える】Webデザインスクールに通うのは無駄?

未経験からWebデザイナーを目指しているのですが、Webデザインスクールに通うのは無駄なんでしょうか?
と悩んでいる方向けに、
・元東証一部上場企業のインハウスWebデザイナー(6年)
・在宅勤務(リモートワーク)
・Webデザインオンラインスクールのメンター
・秘書技能検定1級、色彩検定1級を保持
・Webデザイナー新卒採用にも携わっていた
が、今回は「【プロが教える】Webデザインスクールに通うのは無駄?」について解説していきます。
目次
- こんな人はWebデザインスクールに通うのが無駄になる可能性あり
- Webデザインスクールに通うのを無駄にしないために
- プロから見たWebデザインスクールに通うメリット
- 【リアルな話】現場で独学でWebデザイナーになった人は見たことがない…
- まとめ
こんな人はWebデザインスクールに通うのが無駄になる可能性あり
Webデザインスクールに通うのが無駄になってしまう可能性のある人について、プロ目線で解説したいと思います。

受け身な人
Webデザインスクールに通えば就職や転職が自動的にできるものと考えている方は、正直難しいかと思います。Webデザインスクールは、多くの受講生がいますから分からないところを受け身で待っていてはダメです。主体的に質問し問題を解消する必要があります。これは就職後の実務でも必須な部分です。
楽しそうイメージが先行している
Webデザイナーは「おしゃれでかっこいい仕事」「好きなようにデザインができる」「いきなりリモートワークができる」と誇大広告をしている影響で、間違った認識をされていることがあります。
リモートワークで安定的にWebデザインの仕事ができている人はしっかりとスキルを習得した上で、実務経験をしてきた人たちだからこそ、叶えられている働き方です。そして、Webデザインは結構地道にコツコツする作業も多くあります。
初学者がいきなり理想的な働き方ができるというのはなかなか難しいでしょう。現実的に考えながら、その理想を叶えるためにもしっかりと勉強をし実績を作っていきましょう。
Webデザインスクールに通うのを無駄にしないために

Webデザインスクール後の目標を定める
Webデザインスクール通う目的が「なんとなく」の状態だと、真剣に学習をすることはできませんし、その状態での受講はお勧めしません。最低でも10万円以上の受講費を払うことになるので…。
もちろん面白そうという好奇心がきっかけでWebデザインスクールを検討していると思うのですが、ある程度方向性、例えば「就職」「転職」「副業」「フリーランス」「自分のHPを作りたい」といったおおまかなゴールは作っておいた方が良いでしょう。
ちゃんと卒業はする
Webデザインスクールは、社会人の方も多く受講されています。ですから日中は仕事をして終業後に勉強をすることになり、忙しくなります。ですから、なかなか思い通りに勉強が進まず進捗が悪くなっていき挫折して辞められる方も見てきました。
せっかくお金を払って学ぶわけですから、卒業まではちゃんとするという意気込みで臨みましょう。
プロから見たWebデザインスクールに通うメリット
現役のプロWebデザイナーから見てWebデザインスクールに通うメリットを解説していきます。

現役のプロから指導してもらえる
Webデザインスクールの中には、現役のプロから教えてもらえるスクールがあります。現役のプロである私からすると、机上の空論ではなく生の現場のスキルを身につけられるというのは大きな収穫になります。ポートフォリオの質も高まりますし、就職・転職でも有利に働きます。
受講生同士の刺激が得られる
対面式のスクールの場合は、クラス制にになりますのでさまざまな経歴・年代の方と授業を受けることになります。自分の作品を発表する機会もありますし、周りの人の作品も見ることになりすごく良い刺激になるでしょう。
下記の記事では、就職に強いWebデザインスクールを紹介しているのでご覧ください。
【リアルな話】現場で独学でWebデザイナーになった人は見たことがない…

私が新卒で入った大手上場企業の場合、周りにいたWebデザイナー達は基本的にWebデザインスクールや美大でデザインを習得してきた人たちしかいませんでした。
これは企業規模にもよるかもしれませんが、独学だけでWebデザイナーとして入社されている人はそう多くないということです。
未経験から就職や転職を目指してWebデザインを習得したい場合は、Webデザインスクールで学ぶことを検討するようにしましょう。
まとめ
今回は「【プロが教える】Webデザインスクールに通うのは無駄?」について解説しました。